小学校受験のときに絵画工作の試験が行われる場合、これの対策を行っておくことが試験で良い成績を収めることに繋がり、そしてその対策は上手になることなどのイメージをお持ちの人も多いのではないでしょうか。絵を上手に描けることも大切ではあるけれども、受験用の感性を磨くこととは別の方向性になってしまいます。仮に、芸術家などの専門家に指導をして貰って絵が上手になったとしても絵画対策にはあまり関係がない、むしろ小学校受験に慣れるための工夫が重要なポイントになって来ます。
普段から絵を描くことが好きな子供は画用紙を与えれば好きなものを好きなように書く、楽しんでそれを行うなどの個性を持ちます。その反面、絵を描くことがあまり得意ではない場合には興味を示さないケースもあります。小学校受験では描くことが好きになっていた方が有利、普段の生活の中で自由に何かを描けるような環境にしておくことで自然とクレヨンや色鉛筆を持ち自由に絵を描くようになる、普段からの訓練が小学校受験における絵画工作の基本になって来るのではないでしょうか。