小学校受験。いわゆる「お受験」を今から始めたいという方は多いと思われます。そんな方のために、知っておきたいポイントをお伝えします。
まず最初に、お受験の対策を始める時期についてです。一般的には年中さん辺りから始めるケースが多いといわれており、また学習塾等でもそのような指導をされることが多いです。
理由はといいますと、この時期が小学校受験までに約1年程度であり、準備期間として必要とされる期間にあたるためです。受験に必要な学習はもちろんですが、小学校受験は特に親子で二人三脚で挑むものとなるため、家庭で受験の体制づくりをするために一定の期間が必要となります。
ただ、受験校によって準備期間の違いは存在します。競争率の高い難関校の場合、さらに多くの準備期間が必要ですし、また、お子様の能力や受験体制が早期に整った場合、これより短い期間でも大丈夫でしょう。
また、中学受験等と異なり、単なるテストの点数だけでなく、行動観察も非常に重要視されます。これはコミュニケーション能力を問うものですが、特に保護者の方は自身がこれに力を入れる必要があるといえます。
面接対策はしっかりと行おう
小学校受験を成功させるためには、対策をきちんとしておくことが大切です。特に面接は合格のための大事な要素ですので、人前でも緊張せずにはきはきと答えられる訓練はしておきたいところです。
日頃は元気に過ごしていて、人見知りをしない子供でも面接のような特殊な環境では過度に緊張してしまう可能性もあります。そして、声が小さいことや姿勢の悪さなどもチェックされますのでこちらも気をつけておきたいところです。
面接で良い印象を与えるためには、明るくはきはきとした態度をとれること、挨拶がきちんとできることが大事です。本番になって焦らないように、日ごろから自宅で練習を繰り返してしておくことがおすすめです。さらに、塾では本番に近い雰囲気で練習をすることもできますので、当日までに何度も繰り返して練習を重ねていきましょう。
子供だけではなく、両親にも面接をする学校も多くなっていますので、子供はもちろん、大人の側もしっかりとした対策は行っておきたいところです。
お受験の時の子どもにふさわしい服装
子どもが小学校受験をする場合、受験の時にはどのような服装をさせるべきか困りませんか。小学校受験を受ける時の、子供のふさわしい服装を確認してみてください。
好印象を面接官に与えることができれば、合格する可能性も高くなるかもしれません。男の子と女の子での違いなどについてもチェックしましょう。
男の子の場合は、ジャケットと白シャツと半ズボンが良いです。黒や紺などの落ち着いた色のスーツにすると印象がかなり良くなります。足元は白い靴下にローファーを履きましょう。
女の子の場合は、ジャケットとワンピースとブラウスです。色は無難な紺にすると良いですし、足元はやはり白い靴下とローファーが良いです。落ち着いた清潔感のある服装を心がけて受験に臨んでください。
お受験の服装も面接と同様、子供だけでなく大人も気をつけねばなりません。普段着などのラフな格好で行くのではなく、フォーマルな場にふさわしいスーツを着用して行くことをおすすめします。
また、スーツ選びで悩まれている場合には下記ページを参考までに読まれてみてはいかがでしょうか。